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俺なりの音楽理論

自分独自の解釈によるやさしめの音楽理論や機材の話などをメモがわりにまとめる場所です。

耳コピを早くするための理解 その2:和音(コード)

音楽理論

コード

和音、すなわちコードとは、3つ以上の高さの違う音で構成された一緒になっている音の塊です。バンドスコアの上の方に書いてある「C」とか「Am7」とか「F♯add9」とか…アルファベットや数字で構成されているものです。

「和音はギターやピアノが弾くものだから…」とか言ってベーシストはコード知らなくていいとか思っている人、間違ってます。知ってたほうがいいに決まってます。同じルート弾くにしてもメジャーコードなのかマイナーコードなのかでフィルの入れ方は変わってきますよ。

てかベーシストどころかボーカルとかドラムも。知っていて損はないです。歌を乗せやすいコードとそうでないコードがわかったり、メロディーを客観的に聴いて判断したりと大事です。バンドやるならコード知っとこ。

 

コードは、主に基準となる音(以下ルートと呼びます)と3度・5度によって構成されます。とりあえず思いつく限りのコードを書き出します。説明のために、ルートをC(=ド)に固定します。また各コードに俺の感想を書きます。


よく呼ぶ呼び方:よく書く書き方で書きます。
また、ルート=R、完全=P、長=M、短=m、増=aug、減=dim、○度=○th(3度は3rd)と書きます。


・Cメジャー:C 構成音:R+M3rd+P5th = ドミソ いわゆる明るい、パワーのあるコード。美しい。


・Cマイナー:Cm 構成音:R+m3rd+P5th = ドミ♭ソ 暗いコードだったり、ワイルド感のある力強いコード。悲しかったりカッコよかったり、使い方次第。


上の二つを、3和音で構成されたトライアドと言ったりします。


・Cオーギュメント:Caug 構成音:R+M3rd+aug5th = ドミソ♯ 単体で使うよりはコード進行を円滑にするときに使われることが多い気がする。不気味。CメジャーとCシックスの間に住む。


・Cシックス:C6 構成音:R+M3rd+P5th+M6th = C+6th = ドミソラ 普通のメジャーコードに比べると何か腑に落ちない。こいつ実はマイナーなんじゃね?とも思わせる、黒幕感あるコード。


・Cマイナーシックス:Cm6 構成音:R+m3rd+P5th+M6th = Cm+6th = ドミ♭ソラ 普通のマイナーに比べると力強さより不気味さが目立つ。こいつ何考えてるんだ?って感じ。2重スパイのようですね?


・Cメジャーセブンス:CM7(あるいはC△7とも) 構成音:R+M3rd+P5th+M7th = C+M7th = ドミソシ 大好きなコードのひとつ。透明感、寂しさを抱えたエモいコード。明るい曲中で多用すると「ちょっと切ないけど笑ってごまかす少女」になり、静かな曲で出てくると「雨が降る空を窓から見る妙齢の女性」ともなりうる素晴らしいコードです。


・Cマイナーメジャーセブンス:Cm△7 構成音:R+m3rd+P5th+M7th = Cm+M7th =ドミ♭ソシ 使ったことない。サスペンスドラマの証拠つかみそうな時に出てきそう。


・Cセブンス:C7 構成音:R+M3rd+P5th+m7th = C+m7th = ドミソシ♭ 明るいけど、これからいっちょやったるで!といった雰囲気をかもし出すコード。ブルースで多用されると思う。あとサビ前。


・Cマイナーセブンス:Cm7 構成音:R+m3rd+P5th+m7th = Cm+m7th =ドミ♭ソシ♭ 普通のマイナーコードに比べると悲しさが薄れ、渋い男のカッコよさ、あるいは夜の女の強かさが表現できる。でもこればっか使うんじゃなくて、たまには普通のマイナーコードでドカンと悲しさ、弱さをさらけ出したほうがいい曲になると思う。


・Cオーギュメントセブンスコード:Caug7 構成音:R+M3rd+aug5th+m7th = Caug+m7th = ドミソ♯シ♭ これもあまり使わないなあ…ただでさえ不気味なオーギュメントが更に進化したような響き。今後使えるようにしたい。


・Cサスフォー:Csus4 構成音:R+P4th+P5th = ドファソ メジャーコードのバーター。たまにマイナーとも共演する。これ弾いてるとメジャーに行きたくなる、そんな引き立てコード。マイナーコードすらもサスフォーを経由するとメジャーに行きたくなる、そんな不思議な力を持ったコード。


・Cセブンスサスフォー:C7sus4 構成音:R+P4th+P5th+m7th = Csus4+m7th = ドファソシ♭ 普通のサスフォーに比べると自己主張できるようになった、売れ始めのサスフォー。セブンスが入るとルートの主張が少しだけ弱まるから、そのおかげでのびのびとやれているのかもしれない。


・Cアドナインス:Cadd9 構成音:R+M3rd+P5th+M9th =C+M9th = ドミソレ↑ 今まで1オクターブの中でやってた世界から一歩出て、視界が開けたような、そんなコード。明るいけどうるさくない、煌びやかさもある。自制心と芯を持ったコード。好きなコードの1つ。


・Cマイナーアドナインス:Cmadd9 構成音:R+m3rd+P5th+M9th =Cm+M9th = ドミ♭ソレ↑ 弾けばわかるけど、m3rdとM9thがぶつかりがち。アルペジオで弾くことで悲しさ倍増、ディストーションかけて思いっきり弾くことで辛さ倍増。エモい!好き。


・Cディミニッシュ(またはCディミニッシュセブンス):Cdim7 構成音:R+m3rd+dim5th+m7th = ドミ♭ソ♭シ♭ 悲しければいいってもんじゃない!なんだこれは!これもオーギュメント同様、コード進行のあいだでたまに出てくることで曲に彩りを持たせる力を持っていると思う。難しいコード…


・Cナインス:C9 構成音:R+M3rd+P5th+m7th+M9th = C7+M9th = ドミソシ♭レ↑ 沢山足すとよくわかんなくなっちゃうね…そんなときはP5thを抜いて弾いてもまあまあ響きは同じ(そのうち追記します)なので、どんどん省略していこう。アドナインスの持つ一歩離れたキラキラ感は、わりと近いm7thによって濁されましたとさ。まだ使いどころがつかめない。


・Cマイナーナインス:Cm9 構成音:R+m3rd+P5th+m7th+M9th = Cm7+M9th = ドミ♭ソシ♭レ↑ ベストオブシャレオツコード!俺は多用しがちだし、10個くらいロックバンドいたら一回は絶対出てくるであろう(偏見)カッコ良いコード。またの名をナルシストコード。響きはカッコイイけど、どことなく「憂いを帯びた俺…」とか言ってそうなコード。でも嫌いになれない。好き

 

・Cナインスオミットサード:C9(omit3) 構成音:R+P5th+m7th+M9th = C9 - M3rd = ドソシ♭レ↑ 3度を思い切って外してみたパターン。コード押さえるのが大変なときとかに活用されます。明るいのか暗いのかよくわからない、フワッとした雰囲気をもつコード。融通がきく。つまりは、omitってのは取り除くってことですね。

 

・Cのパワーコード:C5 構成音:R+P5th またはバカのコード。楽しい悲しいを決める3rdがいないために(これも後述します)、どんな曲の雰囲気にもまず間違わない。強いて言うなら、Cメジャーオミットサード。「俺はパワーコード弾いてるから、歌メロとかベースラインで感情表しといて!」とも言える。抑えるのが簡単なので、早いコード進行などでは大変有利。コードを耳コピするときはまずパワーコードから入って、そこから3rdなり7thなりを付加するといいと思う。


以上。

コードはもっと色々あるけど、俺がよく使うのはこの辺です。大体このへんのコードを覚えておけばいいと思う。最悪メジャーとマイナーわかれば曲は弾けるし。

 

耳コピを早くするための理解 その1:音程と度数 - 俺なりの音楽理論

耳コピを早くするための理解 その3:コードの構成音 - 俺なりの音楽理論

耳コピを早くするための理解 その4:ダイアトニックスケール - 俺なりの音楽理論

耳コピを早くするための理解 その5:ダイアトニックコード - 俺なりの音楽理論