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よくやる・効きそうなベース練習:スケール利用の左手強化

はじめに

俺がいろんな人から聞いたりネットで見たりしたベース練習をまとめたやつです。自分でよく実践してるものや聞いただけのやつもとりあえず載せているので効果は保証しません。ここに書いてから自分でも色々試して見ます。

色々偉そうなこと書きますけど、「デモオメエデキテネエジャン」とか言わないで!書いてるだけ!書いてるだけだから!

スケール練習の意味

正直言って、俺はまだスケールのことよくわからないのでスケール練習をスケール練習として役立たせているかというと微妙なところではある。その中で言えることは、スケール練習で得られるものは

・低フレットでの左手のストレッチ

・テンポに合わせての左手と右手のシンクロ

・よく使うスケールでのアドリブ力

くらいかと思う。特に3つ目については俺もこれからどんどん勉強して吸収していかないといけない。とりあえずそれぞれについてサラッと書いて、俺がどんなフレーズを練習しているかを参考程度に書いておきます。

 

 

左手を開く

学生時代にゆらゆら帝国のなんとかって曲をやった時やバックホーンのサニーって曲をやった時に痛感したところ。

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ex.1)サニーのAメロの一部分

 

4弦上で25452545〜みたいなフレーズを繰り返していると、あっという間にスタミナが切れる。一音一音ポジション移動してもいいけど、速い曲だとそうもいかないのでどうしてもストレッチは必須。左手が開かないからリズムがよれるとかザラにあるから、ピッチ感覚とかよりリズムのために必要な技術。

 

左手と右手のシンクロ

スケール練習はフリーテンポでスケールを追うだけでも効果はあるけど、スケールの位置を覚えて慣れてきたらメトロノームと一緒にやるのが大事。というか、基礎練習という基礎練習はメトロノームと一緒に二人三脚でやりましょう!これについては別で詳しく書きます。

押弦とピッキングがちゃんとジャストで鳴らせるようにも、フレット移動しながらピッキングする練習は大事。でもこれ、スケール練習というか運指練習の意義って感じだな。まあいいや。

 

よく使うスケール

俺がスケール練習でよく使うのは基本的にCのメジャースケール(アイオニアンスケール)ですね。

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ex.2)Cメジャースケールの一部分

 

それを4弦1フレット(F)からはじめて登って降りて、次は3フレット(G)からはじめて…と言った風に。

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ex.3)Fからはじめて登って降りる運指の図

 

ここで、CのダイアトニックスケールをFからはじめたらFのリディアンスケールだ!とか、GからだとGミクソリディアンだ!とかあるけど、そんなに大事ではない気がします。いや多分大事だけど、俺はまだスケールを楽曲で有効利用できてないからそう思うだけだと思う。

とりあえず大事なのは、4弦開放から1弦12フレットの間でCメジャースケールの音はどこにあるのか?というのを理解することだと思います。多弦ベースの人も然り、5弦や6弦開放から1弦12フレットまでのCメジャースケールの音を把握するのは大事だと思います。以下、「4弦(または5,6弦)開放から1弦12フレットの間」を「28音区間」とか呼んでみます。

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ex.4)Eマイナースケールの28音区間

 

この28音区間という表現はあまり適切じゃないし語呂がいいわけでもないので、うまい表現が見つかり次第置き換えたいと思います。

あと、よく使うスケールでも同じことをやるといいと思います。俺はメタルとかよくやるんですが、メタルの楽曲は体感90%がEマイナーで出来ているので(残り10%はコンビネーションディミニッシュスケールです多分)、Eマイナーの28音区間を覚えてEマイナースケールを4弦各フレットから上り下りすることで、Eマイナーの曲を覚えやすくなったり、コード進行に対しての簡単なアレンジがつけやすくなるという大メリットがあります!!これができると楽曲のコピー速度やベースラインのつけ方が上達するんじゃね?と思いますね。

あと、先程Fリディアンスケールとかを覚える必要はないとは言いましたけど、ボックス範囲で覚えとくのは有用だと思います。

この「ボックス」って言葉の使い方も「ポジション移動しないで弾ける範囲」程度の意味合いなので他で言われてる言い方と違うかもしれません。気をつけます。

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ex.5)CメジャースケールをFから弾き始める=Fリディアンスケールのボックス


例えばCメジャーの曲でFのコードが鳴ってる時にベースはFリディアンスケールを弾くと自然な感じになる、はずなので。これも簡単なアドリブ力を鍛える1つの方法かと思います。これも図をつけます。

 

実際のスケール練習

※あとで図を載せます。

Cメジャースケールを4弦1フレットから、3,5,7,8,10,12フレットでそれぞれ1ボックス上り下りするやつ
Eマイナースケールを同様に。
リズムを変えてみる。3ノートパーストリングで3連符で弾くとか、4音ずつで刻むとか。ハノンみたいに登ったり降りたりを色々なリズムパターンでやるとか、やろうと思えばいくらでも。

 

※追記

ここについては別記事で細かく書いときます!

 

一周するのが厳しいくらいのメニューを少しずつやれば左手の強化に近づくと思います。多分。

 

こんな感じですかね…?書いただけで実際やってないのもあるから俺も試してみます。おわり。