わうがDTMに疲れたら書く日記

あるいは自分用の音楽メモ

曲の前後を練習しような

バンド始めたてから気にして欲しいこと

 ライブを控えたスケジュール。バンドメンバーでスタジオに入って練習するときに、皆さんは何を練習していますか?セットリストの曲を合わせるだけの練習は勿体無いですよ?

 ぜひとも、セトリ通し練やMCの入れ方、パフォーマンスなどにも気を配って練習してほしいと思います。

 

 アマチュアやインディーズのライブを見ていて残念だなと思うこと。それは曲以外の間です。

 

 せっかくいい曲なのに終わり方をちゃんと決めていないとか、MCするのかしないのかグダグダになっているとか…そういったバンドは沢山います。てかプロにもいます(某ARABAKI ROCK FESに出てたバンドの一つで、ノリのいいバンドだったのにMCで大失速して滅茶苦茶白けました)。

 俺も前やってたバンドではフロントマンだったのでMCをしていましたが、ここの心がけが足りておらず、ライブの勢いを殺してしまった時もありました。

 

 「曲が良ければいいじゃん」?その曲を聴く側も万全のテンションで聴きたいんですよ。

 「次はどんな曲なんだろう?」「面白いMCだな、この人の作る曲もきっと面白いだろう」「MC全くなしでノンストップ、30分間丸々持ってかれた!」

 そう思わせるためにも、曲間、大事ですよ?スタジオ入った時にちゃんと決めましょう。 

 今回話すのは、その中でもこちら。

始まり方と終わり方

 いや~~~~~~~~~~~~~これしっかりしてないバンド多い!とくに終わり方!

 まずは始まり方の2パターンを挙げましょう。

 ドラムによるカウント(4カウント、2カウントなど)

www.youtube.com Creeping Death/Metallica チャイナ4回で入ってます

 一番ポピュラーです。スティック同士を叩いたり、ハイハットをオープンやクローズで叩いたり、チャイナガシガシ鳴らしたり、スネアでやるってのもありますね。曲の始まりが全員一緒の時とかに使いやすいパターンです。

 各楽器のソロから始める

www.youtube.com Last Love Letter/チャットモンチー ベースのリフから始まります

 ソロっていうとなんか難しそうなイメージですが、まあ簡単なフレーズだったり、歌から始まるのもこのパターンですね。

 始める人は緊張すると思いますが、一番カッコいいところをここに持ってくるぐらいの意識で弾くといいと思います。

 

 これは個人的な好みもあるんですが、曲に入る直前のMCと曲開始の間は、開けば開くほどダサいですよ。間をあまり開けないことが大事。曲名言ってすぐに始めるくらいが俺は好きです。

 そのためにもカウントするドラマーや曲をはじめるパートの人はMCの終わりをよく聞いておくこと、MCする人はどうやってMCを切るかちゃんと決めて、通達しておくこと。これも含めて練習しましょう。

 

 つづいて終わり方について幾つか例を挙げます。大きく分けて2パターン。

 少しずつ遅くなって、コードじゃーんってやって終わり

www.youtube.com 恋愛スピリッツ/チャットモンチー 4:50~あたりで終わります

 わかりやすい終わり方ですね。CDではフェードアウトで終わる曲などをライブアレンジするときなどにも使えます。

 また、ゆっくりにならずに終わるパターンや、一度切ってからドラムダカドンってなってからみんなでコード弾くパターン、最後のコードをじゃかじゃかしたりみんな好きにフィル入れたりしながらドラムに合わせて終わるってパターンなどもありますね。このパターン、一口で言うには要素がいろいろ絡んでくるので詳細を下に記します!

 

 みんなで(あるいは一人で)スパッと終わる

www.youtube.com Tornado of Souls/Megadeth 5:10あたりでスパッと終わっています

 歯切れのいい終わり方です。CD版をそのままコピーできるという点であまり難しいこと考えずに終われますね。

 

 特にこの、「ドラムに合わせて終わるパターン」というのが非常に大事です。

 

 ライブの最後の曲とかに使われるパターンが多いんですが、どれくらいじゃかじゃかしていいのか、メンバーごとにバラバラってことが多いですね。

 ドラムだけずっとシンバル鳴らして、ギターやベース、果てはボーカルまでもが不安そうにドラムを見て終わるタイミングを待ってる…みたいなケース。あまり好きじゃないです(個人の感想です)。

 勿論ドラムに合わせるんだからドラムの方をみるのは当たり前なのですが、「いつ終わるの?まだ弾く?」みたいな感じで様子を伺うのはちょっとカッコ悪いなあって思います。

 

 だからこそ、「最後ジャーってやって終わりな」ってのをやめろと言いたい。それ何も決まってねーから。

 「どれぐらいの長さで」

 「コードは何で」

 「ギターはソロフレーズ弾くのか」

 「その間フロントマンは何か言うのか」

 「ドラムはどんな感じで終わるのか」

これらをカッチリ決めておけばお客さんも安心してノリ切れるってもんですよ。うまいバンドはここの意識が違う。

 

折角だから「発表会」じゃなくて「ライブ」をしよう

 語弊がありそうだから補足すると、ライブって形で演奏するならね。本当に発表会をするなら勿論この限りではないですよ。

 発表会とライブの大きな違いって、やっぱり曲間なんですよ。MCは勿論のこと、曲ごとの始まり方や終わり方、ライブ全体の始まり方終わり方。持ち時間30分あったら、セットリストの曲の長さだけを意識するのではなくて「30分」をしっかり意識して臨んでみてほしい。これは意識しないとできないことだし、逆に少しでも意識をそちらに傾けることで他のバンドに大きな違いをつけることができる!

 

セトリを組むときに

 以上のようなこともセットで考えて、決めていきましょう。例を挙げながらおさらいすると、

 入り方・始め方(SE使うのか・誰きっかけで始めるのか・1曲目始める前にコードかなにか鳴らすのか)

 1曲目

  1曲目の終わり方・2曲目の始め方(MCを挟むかどうか・1曲目の終わり方と2曲目の始め方は繋げるのか)

 2曲目

  2曲目の終わり方・3曲目の始め方(以下同文)

 …

 最後の曲

  最後の曲の終わり方(これで終わりですよってわかりやすくするとお客さんもノリやすいけど、それは好み)

 去り方(バンドによっては必要、大体最後の曲の終わり方をしっかり決めればよい)

 

 このような例に従ってセトリを組むとライブ全体の流れというのも見えてくると思います。参考までに!

 

曲終わりの「ありがとう」

 あ、あとこれはバンドのカラーにもよるから好みではあるんだけど、そこにあまりこだわりがないのなら、曲終わったら「曲終わりました」的なことを言って欲しい!「ありがとう」とか「○○という曲でした」とか「Oh Yeah!」とか、そう言ってもらえるとお客さんも「あ、この曲終わったんだな」ってわかるから。

 プロのライブとか見てると終わると同時にお客さんがウオーってなってくれるからいいけど、それは「みんながよく知ってる曲で」「ノリがよくて真っ先に声を上げることを躊躇わないお客さんが多数いる」からなんですよ!オリジナルとかやるんだったら尚更、一曲一曲お客さんに終わりをアピールしていくと親切だと思います。

 クール系のバンドとか雰囲気で押したいからそういうことは言わないよってバンドもいると思うから自己判断で。でもそういったバンドは演奏をよりしっかり行わないとグダってしまうからより努力が必要だよ!大変ならとりあえず「ありがとう」言っとこ。

 

 

 長くなってしまったけど、昨今プレイヤーの質って本当に上がってきているようなので。ライブを意識した練習をすることでもっともっといい演奏者になれると思ってこういった記事を書きました。

 バンドメンバーの中で、一番演奏に余裕がある人が率先して考えてあげると楽かもね。やってみよう。