わうがDTMに疲れたら書く日記

あるいは自分用の音楽メモ

俺の相対音感の鍛え方

はじめに

俺なりのやり方を書いているだけです。一々「○○だと思います」とか書くのが面倒なので、全部断定の形で書きますので、以下はあくまで俺の考えということを念頭において下さいね。あとベーシスト寄りの考え方になってます。

 

相対音感を鍛えよう

相対音感を鍛えると色々いいことあると思うんです。あ、いや、いいことがあります!今回は全部言い切ります。耳コピ早くなったり、セッションで合わせやすくなったり、思いついたフレーズをギターや歌にのせたり…これだけでなく、実に様々なメリットがあります。

 

そんな相対音感、普段の音楽の聴き方で少し意識するだけでも鍛えられます!俺なりの相対音感に対する考え方と鍛え方などを書いていきます。
 

 


相対音感とは

2つの音の距離、つまり音程を掴む音感のことです。ピアノの鍵盤のドとレの間の距離はどんな感じか、ドとミ間の音程はどんな雰囲気か?それを掴むのが相対音感です。


耳コピなどで使われる相対音感は、例えばコード進行のルートがどう動いていくかを把握したり、コード自体の響きを感じたり、そういったところに現れます。

 

基準音を作ろう

そんな相対音感、1つ目の音がわからないとあまり意味がないですよね?それは困るので、自分で自信を持ってわかる音、自分の中の基準音を1つ作りましょう!


例えば「ド」を把握するのもよし、ギターやベースの開放弦である「ミ」や「ラ」を覚えるのもよし。半音下げの曲を沢山やるのであれば「ミ♭」を覚えるのもよし。兎に角何か一つ、音名を言われた時に出せる音を持ちましょう。
あとは、その基準音に対して2音目がどれくらいの距離か?どんな響きか?それを把握していく作業になります。ここからが相対音感の仕事です。


一般に「絶対音感」というのは、ドからシまで、♯含めた12音を全て基準音として持っている状態のことです。これさえあれば耳コピなんかもヒョイヒョイできますね。


例えるなら、「アルファベットの12番目」と言われてすぐ「L」と言えるのが絶対音感で、「Aが1番目だから…」と数えていってたどり着くのが相対音感です。


アルファベットの全ての順番を一つ一つ覚えていくのは大変です(大変ですよね?俺だけじゃないですよね?)ので、数えていく力やスピードを鍛えていきましょう!というのが、相対音感の意義になります。


慣れていけば自分の基準音を1つから2つ、3つと増やしていきましょう。「Lが12番目だから〜」といった中継地点を設けることで相対音感のスピードを上げていくことができます。この2つ目以降の基準音はざっくりでもいいかもしれない。まず1つ目の基準音を確実に掴みましょう!

 

余談ですが、「絶対音感は天性のもの」とか言いますけど、ここで話している絶対音感についてはそんなことないと思います。学術的な事はわからないけど、12音の基準音を掴めば一応絶対音感とも言えると思うし、それ自体は努力すればいけると思います。
多分、一般にはピッチの細かなズレにも敏感な音感を絶対音感と呼んでいるのかと思います。それは天性のものかもしれないです。ここで言っている基準音を12音掴むタイプの絶対音感とは意味合いが違うかもしれませんので、今後、俺の言う方の絶対音感を「やや絶対音感」とかと呼ぼうと思います。

 

正確性とスピード性

相対音感を鍛える上で正確性とスピード性という2点が大事になります。簡単な説明をつけます。

 

正確性が高いとコードの一音一音を確実に決めたり、歌などのピッチのズレなどにも敏感に感じることができます。じっくりと耳コピするときや歌の録音を聞くときに有用です。


またスピード性が高いとパッと聴いて音を決めることができます。実際の演奏時にとても役に立ちます。

 

この二つをどちらも鍛えることで相対音感を付けていくことができます!が、誰しも得意不得意はあると思うので自分の得意な方を先に強くしてくのもアリです。逆に苦手な方を克服するのもいいですね。

 

俺の場合はどちらかというと正確性の方に寄っているので、時間かければ耳コピできたりしますがセッションでコードを拾うのは少し遅いと思っています。自分の特性を見極めるのも大事!

 

答えあわせをする

これから2つの鍛え方を紹介します。
以下の2つの方法に共通するのは、答えあわせをするということです。つまりは問題を解く感じですね。


正しい音程をそばに置いておくことで、自分の中の音感をそちらに寄せていく作業になります。従って、答えがないまま音感を鍛えるなんてのは無理だし意味のないことです。また逆にすぐ答えを見て解答してくのもあまり効果は高くありませんね。


ある程度自分の力で音程を掴んで、それが合っているかを確認。間違えているならそれがどう間違えているかを把握。これが大事です。
そのため、相対音感鍛え始めで自信ない場合は答えがしっかりしているものからやっていくといいですね。


たまにクリップチューナーを唇に挟んで「ド〜」とか歌って遊んだりしますが(みんなやるよね?)、真面目にやればあれもかなり効果があります。答えがすぐわかる状況っていうのは大事ですね。

 

基準音を作るときは答えと逐一照らし合わせて確実に一音覚える。
相対音感を鍛えるときはある程度自分の解答を用意してから答え合わせをする。


なんか勉強みたいですね。勉強みたいで嫌ですけど、大事。やろう。

 
耳とチューナーを併用してチューニングを

例えば自宅での練習でギターやベースをチューニングする時、多くの人がチューナーを使ってやりますよね?
その前に!自分の耳でやってみましょう!
あるいは別の音源から各開放弦の音を鳴らしながら、まずそれに合わせるというのもいいですね。その方法になれた後に自分の耳で合わせる方が効果は高いと思います!

 

デタラメなチューニングでやれ、と言っているわけではありません。この後にチューナーを使ってチューニングするのです!二度手間か!?そんなことはありません。答えあわせです。
その際、自分でやってみたチューニングとチューナーを使ってやったチューニングの誤差をざっくりと把握しておきましょう。これが大事。

 

それを元に、「俺は4弦のピッチは大丈夫だけど2弦はあまり合ってないな」とか「3弦を低めに合わせてしまうな」などの各音に対する自分の現在の音感がわかります!


これがわかってしまえば、「EはわかるからDの音をしっかり覚えてみよう」とか「Aは自分が思ってるより少し高いぞ」とか、改善点が見えてくるってもんです!

 

この方法で得られるのは、各弦のピッチといった限られた音感ではありますが、開放弦の音を覚えるって結構大事ですよ!特にロックとかやる人には!
ギターなんかはコードを押さえる時に開放弦を絡めることがよくありますし、スケール自体も開放弦を含めるものが多数です。そのスケールの中の数音とはいえ自分の耳で確実に拾えることができたら、耳コピやセッションで大いに役に立ちます!
曲中に現れるリフについても開放弦を使ったものは沢山あります。開放弦の音を把握することで、その曲のリフやキーなどをざっくり掴むことができるのです!

 

従って、この方法でEADGの音を基準音として体に覚えさせましょう!まずは一音ずつ!

 

楽器なしで耳コピする

最近俺がやってみたやつです。旅行先とか移動時間とかで曲を耳コピしてみて、紙かなんかに自分が分かる程度の楽譜、あるいはメモを残します。ざっくりとしたコード進行だけでもいいし、細かくてもOK。
音源に合わせて左手で空のネックを掴んでポジションを確認してみるのもいいですね。

 

その後実際に楽器に触れて弾いてみて、合ってるか間違っているかの答えあわせをしていきます。合っていれば自信に繋がるし、間違っていれば勉強になる。特に間違っていることを認識するのが大事ですね。


「コード進行の途中で音間違えたな」となれば自分の知らない進行を一つ知れることになりますし、「コードのルートは合っているけどフィルインの音がちょっと違うな」とわかれば、ルートとフィルインの音の距離を少し把握することができます。

答えあわせに自信がないようなら、スコアのある曲を耳コピしてみるって方法もいいですね。スコアに載っている事は大体正確なので(あくまで大体です。楽譜に書ききれないニュアンスなんてたっくさんあります)、答えあわせをする際の正しい解答としてとても大切です。

 

これをやる際に大事なのは、まずキーを把握しておくことです(その曲のキーを把握する方法についてはまた別記事で書きます)。キーを把握してダイアトニックスケールを定めれば、耳コピは楽になります。まずキーを知る。

 

この方法でコード進行を掴めばそのキーでの進行を知ることができるし、フィルインがわかればコードのルートに対するフィルインの仕方が身につく。作曲したりアレンジしたり、アドリブ力が身につく方法となります。

 

長くなりましたが

相対音感、鍛えて損はないです。
コードやベースラインの耳コピが難しいようならまずはメロディーからやってみましょう!自分の慣れた楽器でCMソングだったりゲームBGMだったり自分の耳馴染みのあるメロディーをコピーするのはとてもいい入り口になります。やってて楽しいし。


特に楽器始めたての人に言いたいのは、最初からずっと楽譜やTAB譜を読みながら弾くのもいいけど同時に耳を鍛えていくのも大事だし、1人で楽器弾いてても楽しくなるよ!って事。自ずと自分で考える力もついてくるし。


あと、コードやベースラインの耳コピは相対音感だけに頼らず、スケールの知識やコード進行について少しだけかじるのも楽になりますよ。耳コピの仕方についても記事を書こうと思っています。

 

改めてですが、今回の記事も俺の主観に基づいたものになります。鵜呑みにせず、色んな本や記事を参照して自分なりの理解を深めましょう。てか俺音楽科の学生でもプロのアーティストでもねーし。それでも今回は沢山言い切りました。


耳コピしろ!相対音感を鍛えろ!

おわり。